ステイホームで「家飲み」から「宅飲み」へ。なんだか楽しくなってきた

仕事の帰りに「ちょっと一杯」の楽しみを未知のウイルスに奪われてしまった。外出自粛でリモートワークが増え、それでも今日の仕事はここまでにして飲みに出ようとしても、そもそも店がやってない。営業している店も20時閉店、酒類の提供は19時まで。これじゃあ17時ぐらいから飲んでないと飲んだ気になれないね。

 

開店時間を早めてがんばってる店もあるので、ある知人は仕事を早めに切り上げて17時から飲もうと仲間たちに声をかけたんだって。なじみの店に集まって、店主に「久しぶり〜」なんてあいさつしながらテーブルに着くと、そこにはこんな注意書きが。

 

「4名様以上の同席は密になりますからご遠慮ください。」

 

いやいや、外飲みの一番の魅力は、仲間とワイワイ楽しく飲めることなのに…。同僚や友人との人間関係の構築に貢献しているとのアンケート結果もある。いわゆる「飲みにケーション」というやつ。でもこの注意書きを見たら、さすがにもうしばらくは外飲みは「自粛」かなということになったそうだ。

というわけで、世の呑んべえたちは家飲みに楽しさを見出さなければならなくなった。今まで飲むなら外、家ではほどんど飲まなかったという人は、かなりライフスタイルが変わることになっただろう。もともと外でも家でも飲んでいた人は、仲間と会えない寂しさはあっても、家飲みスタンスで対応しているようだ。

 

アサヒグループホールディングス株式会社が行なっている「家飲み」に関する意識調査がある。長引く景気低迷の影響から、ここ10年じわじわと家飲みにシフトする人が増えていたという。2018年の調査結果では、有効回答の半数以上が「週4回以上」の頻度で家飲みをしていて、習慣化。「ほぼ毎日」家飲みしている人も35.0%あった。
https://www.asahigroup-holdings.com/news/2018/0724.html

 

だから家飲みが増えているのはコロナのせいだけではない。だけど、金をかけたくないから外飲みを控えるのはしかたないけど、そうじゃないのに飲みに行けないとなると、どうにも気持ちの行き場が…。

 

それに外飲みの魅力には、食べたことない料理、飲んだことない酒に出会うという楽しさがある。どんなに料理が得意でも、または料理の得意な家族やパートナーがいても、毎日じゃ作るのも大変だし、飽きちゃうことだってあるだろう。

 

ましてや、私のように料理なんてできない、料理をしてくれる人もいないとなると、スーパーやコンビニのお惣菜に頼らざるを得ない。どこのスーパーもコンビニも似たようなものばかりだし、1〜2週間で飽きてしまう…。

 

そこで、オススメなのが「テイクアウト」というスタイル。
外飲みだと1軒目でたくさん食べてしまうと次の店ではあまり食べられなくなるけれど、テイクアウトならはじめから少しずついろんな店の料理が楽しめる。たとえば、魚がおいしい店と肉が得意な店で購入したり、居酒屋メニューとイタリアンを組み合わせたり。ラーメン屋さんまでテイクアウト可能なので、焼き鳥を食べたあとそのまま自宅でラーメン締めまでできるのだ!

家飲みの魅力は、これまで「自分のペースで飲める」とか、「リラックスできる」「服装や周りを気にする必要がない」などだった。でもそこにテイクアウトという新しいスタイルが加わると、また違った楽しさが生まれたような気がする。

 

外飲みに対する「家飲み」ではなく、ステイホーム、自宅待機から生まれた、これぞ「宅飲み」だ。テイクアウトで、自分が住んでる街を応援してるんだ!という気分になれるのもまんざらでもない。次は、もう1歩進んで、「オンライン飲み」をしてみようか。

 

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父の日は田苑

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