焼酎を凍らせる?!飲んべえの新しい楽しみ方、パーシャルショット

焼酎を冷凍庫で冷やして飲むスタイル”パーシャルショット”を試したことはありますか?
キンキンに冷えて、普段と違った口当たりを楽しめるパーシャルショット。

 

一度も試したことがないという人には、いったいどんな飲み口であるのか想像がつかないかもしれませんが、これがいまとてもアツいんです。この記事では、パーシャルショットの魅力と、その魅力を最大限楽しむ方法について紹介していきます。

 

目次

1.パーシャルショットとは
2.焼酎を冷凍庫に入れて大丈夫なの?
3.焼酎を冷凍庫に入れてキンキンに冷やす方法
4.冷凍焼酎の楽しみ方
5.まとめ

 

1.パーシャルショットとは

パーシャルショットとは、度数の高い焼酎や日本酒などを瓶ごと冷凍庫に入れて、キンキンに冷やして飲むお酒のことを言います。

 

冷やすことでアルコール感は和らぎ、少し癖のある焼酎も飲みやすくなるだけでなく、シャリシャリとした食感やとろとろとした濃厚な口当たりになるなど、いつもとは全く違った楽しみ方ができるのが、このパーシャルショットという飲み方の大きな特徴です。

 

2.焼酎を冷凍庫に入れて大丈夫なの?

ここで「焼酎を冷凍庫に入れたりなんかしたら、凍って飲めなくなってしまうのでは?」と、疑問に思う人がいると思います。

 

一般的な家庭用冷凍庫では焼酎は凍ることはありません。度数によって異なりますが、焼酎はシャリシャリのシャーベット状、もしくはとろとろのまろやかな状態になるのです。水は0℃が凍結温度であるのに対して、アルコールはその度数によって凍結温度は異なるためです。

 

例えば【アルコール度数15度の場合、凍結温度は約−7℃、20度で約−11℃、40度で約−31℃、60度で約−44.5℃】であることが分かっています。家庭用冷凍庫の温度はだいたいマイナス18℃ほど。
一般的な焼酎の場合(度数は25度前後)、焼酎は完全に凍ることはなく、シャリシャリまたはとろとろの状態になるわけです。

 

冷凍しても完全には凍らないという性質を活かし、キンキンに冷やした焼酎を楽しむことができるのが、このパーシャルショットという飲み方です。

 

3.焼酎を冷凍庫に入れてキンキンに冷やす方法

パーシャルショットをおいしく飲むには、焼酎を瓶ごと、キンキンに冷えるまで冷凍庫に入れておけばOK。

 

ただ、一口に「焼酎を冷凍庫に入れる」とは言っても、そこには一つ注意点があります。

 

それは、「焼酎は確実に凍らない」とは言えないという点。
凍らないからといって長期間にわたり冷凍庫に入れていると、ひょっとすると凍ってしまい、かさが増えて爆発する恐れがあります。特に20度以下の焼酎を冷凍庫に入れる場合は、冷やしすぎないように気をつけましょう。

 

もしくは、冷凍庫に入れる前に少しだけ量を減らして置くことも良いでしょう。そうすることで、瓶の中のかさが増えても爆発は防ぐことができます。

 

4.冷凍焼酎「パーシャルショット」の楽しみ方

冷凍焼酎を最大限、楽しむ方法をご紹介します!
度数が高い焼酎と低い焼酎では飲み口が大きく異なります。

 

40度以上の焼酎の楽しみ方

度数が40度以上の強い焼酎は冷やすと、とろみがあるのにパンチがある、とても面白い飲み口になります。

凍る前のとろとろとした状態の焼酎を、ぬるくなる前に、ショットグラスでくいっと流し込んでみてください。「パーシャルショットで飲む焼酎は、度数が高ければ高いほど良い」と言う人もいるくらい、焼酎の旨味が凝縮された、その濃厚な味わいに虜になる人は少なくありません。

 

25度前後の焼酎の楽しみ方

25度前後の焼酎を冷やすと、シャリシャリとした食感の冷凍焼酎を楽しむことが出来ます。

 

一般的によく飲まれている焼酎は25度前後のものが多いです。プレーンな味わいの甲類焼酎をパーシャルショットにすれば、シャリシャリの口当たりの中に、ほのかな甘味と香りを含んだものとなります。

 

また芋焼酎や麦焼酎など、乙類の焼酎であっても25度前後のアルコール度数であれば、普段とは違った楽しみ方ができるでしょう。

 

シャーベット状のひんやりと冷たい冷凍焼酎は、あまりに口当たり良く飲みやすいため、ついつい飲みすぎてしまうことも…。

 

冷やしても、もちろん度数は変わらないので、くれぐれも飲み過ぎには注意してくださいね。

 

パーシャルショットの割り方など

最後に、冷凍焼酎をどう飲むかについて。

 

焼酎そのものの味を存分に楽しみたいのであれば、やはりそのまま飲むのが良いでしょう。さらに普段焼酎を飲まない人でも、冷えていて、するすると飲みやすいことから割り材なしでおいしく飲むことができるのが、冷凍焼酎の特徴です。

 

もちろん、ソーダやジュース、お茶やホッピーなど、お好みで割り材をプラスして飲むのもおすすめです。お酒好きのみなさんには、それらを探求する楽しみ方もあるのです。

 

5.まとめ

独特なシャリシャリとした食感やまろやかな口当たりが魅力の冷凍焼酎。いつも通りの飲み方には最近飽きてしまったという方は、ぜひ一度、冷凍焼酎を試してみてはいかがでしょうか。

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父の日は田苑

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