<育てる楽しみ、味わう楽しみ>自家製梅入り焼酎の楽しみ方

焼酎といえば、酸味と塩気がきいた梅干しを入れて飲むのも楽しみ方の1つ。焼酎に梅の風味を加えるだけで、甘酸っぱさが加わり、一味違う味になりますよね!今回は焼酎用の梅干しを自分で作れる簡単な方法とおいしい梅入り焼酎の作り方をご紹介します。

 

焼酎に合う梅干し、梅干しに合う焼酎

梅干しと言っても、ハチミツを加えた白くて甘いものから、紫蘇(しそ)を一緒に漬けた酸味が強く赤い梅干しまでさまざまですよね。焼酎に入れるのはその中でも、天然塩だけで漬けた完熟梅がイチオシです。

 

天然塩で漬けた梅干しは、塩気が焼酎のアクセントになるだけではなく、クエン酸がたっぷりで疲れた体にも効きます。また、梅干しにはナトリウム、カリウムなどの栄養素が含まれていて、風邪予防、アンチエイジング、血液浄化作用などが期待できる食材です。

 

市販の梅干しは減塩に配慮されているものが多く、日持ちさせるために保存料が多く含まれているものが多いですが、自宅で漬ければ、自然の素材だけを使った、栄養たっぷりのオーガニックな梅干しを作ることができますよ。

 

梅干し入りの焼酎を作るときに選ぶ焼酎は米焼酎がおすすめ。お米と梅干しの相性がいいように、米焼酎の米の甘さと梅干しの組み合わせも絶妙です。田苑酒造の「田苑 米」は蒸留を減圧蒸留で行っているため、ソフトですっきりした口当たり。梅の味と喧嘩せず美味しく飲めます。

また、麦焼酎は全体的に風味にクセがなくすっきりしているので、梅干しの風味をしっかり感じられます。梅入りで飲む時は、「減圧蒸留」や「白麹仕込み」などの表示が入った、クリアですっきりした焼酎を選びましょう。

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自宅でも簡単、自家製梅干しを作ろう!

市販の梅干しでも手軽でおいしく飲めますが、健康面でも味の面でも自家製梅干しがおすすめ。難しそうに見えますが、塩と梅と焼酎だけでできるので簡単ですよ。

 

あまりなじみのない生の梅ですが、スーパーや八百屋、通販などで購入できます。梅の旬は6月で、市場に出回るのも6月〜7月上旬くらいまでです。時期を過ぎても、冷凍の梅を通販で買えることもありますが、6月に入ったら近くのお店を確認してみましょう!

 

自家製梅干しの作り方

  • 材料

梅…2kg

天然塩…360g(塩分18%の場合)

焼酎…200ml/少量(消毒用)

 

  • 用意するもの

梅を漬けるビン(4ℓのガラス瓶がおすすめ)

重しに使うビニール袋と水道水(2ℓ)

天日干し用のザル

 

1.生梅を水で洗い、6時間ほど水につけて、アクを抜きます。

(梅にまだ青みがある場合は室内で常温保存して黄色くなるまで待ちましょう。)

 

2.爪楊枝で丁寧にへたを取ります。(傷や斑点がある梅はカビの原因になるのでここで除いておきます。)

 

3.梅をザルにあけて自然乾燥させます。

 

4.梅を漬けるガラス瓶を用意し、きれいに洗った後に焼酎を少量流し込ん

でピン全体を消毒します。

 

5.焼酎を捨てて、ビンの底に塩を敷き詰め、梅をその上に並べていきます。

 

6.1段敷き詰めたら、また塩をまぶしてその上から2段目の梅を並べます。

(上の段にいくに従って塩を多めにまぶしていくのがポイントです。)

 

7.梅を全て詰め終わったら、焼酎を200ml程度回しかけて、最後、塩をふりかけます。

 

8.2重にしたビニール袋に水を注ぎ、しっかり口を縛ったものを、梅の上に乗せて、瓶の中の梅全体に均等に圧力をかけます。梅の重さと同じくらいの重さにしたいので、2ℓ分の水の袋を作りましょう。この時、ビニールから水が漏れないように十分注意が必要です。

 

9.3日ほど漬けておいて梅から水分が出てきたら、重しの水の量を半分の1ℓにし、梅雨明けまで漬けておきます。

 

10.梅雨が明けて湿度が低くなったら、晴れている日に3日3晩天日干ししたら完成です!100円ショップなどでも売っている平たいザルの上に梅を並べてください。柔らかめにしたい場合は丸1日干してから漬け汁に戻して涼しいところに保管しましょう。

 

自家製の梅は添加物なしなので安心ですね。塩がきいているので焼酎に入れると味のアクセントになります。

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※参考写真

美味しい梅入り焼酎の作り方

焼酎に梅を入れるときは、水割りかお湯割りにするのが一般的です。水割りにするとさっぱりして飲みやすくなり、お湯割りにすると、湯気と一緒に梅干しの香りが上がってきて、梅の風味を感じられます。

 

お湯割りで飲む時は、70度くらいのお湯をコップに注いで、そこに焼酎をお好みの量入れましょう。そして最後に梅干しを落とすと、45度前後のちょうどいい温度になり、焼酎の味も引き立ちますよ。

 

まとめ

・梅干し入り焼酎を作るのに最適なのは、麦焼酎か米焼酎!

・自家製梅干しは無添加でクエン酸たっぷり

・生梅が売られる時期は6月から7月上旬まで

旬の梅を使って自家製梅干しを作れば、焼酎の味にバリエーションも生まれて、こだわりの味になるまで育てる楽しみもできますよ。