雪印メグミルクと検証! 「どんなチーズが焼酎に合いますか?」

お酒のおつまみにピッタリのチーズ。一見すると接点がないように見えるチーズと焼酎ですが、どちらも「熟成」という共通点があり、意外にもマッチしそう。そこで、チーズの会社といえばコチラ「雪印メグミルク」さんに、チーズと焼酎のマリアージュをたずねてみました。

 

ワインや日本酒との組み合わせはよくありますが、焼酎とチーズの相性ってあまりピンときませんよね。というのは個人的な思い込みで、まだ体験したことのない未知なるマリアージュが発見できるかも!? ということで、「6Pチーズ」などの商品でおなじみの雪印メグミルクさんにご協力をいただき、“チーズと焼酎のマリアージュ”を検証しました!

 

チーズ14種と焼酎10種で検証スタート

今回のために用意したチーズと焼酎はこちら。プロセスチーズからハード系のチーズに青カビ、ウォッシュタイプなどのソフト系まで全14種類。焼酎は、田苑酒造の麦、芋、白麹などの焼酎を全10種類。雪印メグミルクの社員の方、チーズ輸入の専門商社・チェスコ株式会社の社員の方含め計10人で検証を行います。

「プレーンな6Pチーズなら何でも合うんじゃない?」
「芋にブルーチーズとか、個性が強いもの同士はケンカしちゃいそう」
など、チーズと焼酎を前に予想を立てあいつつ実食スタート。実は、雪印メグミルクでも「チーズと焼酎との食べ飲み合わせを検証するのは初めて」とのことで、皆さん興味深そうに焼酎とチーズの香り、味わいをテイスティングしています。さて、どんなマリアージュが生まれるのでしょうか?

_MG_8862

チーズ×焼酎のベストマリアージュはコレ!

約1時間30分かけて行った検証の結果、参加メンバーの声をもとに導き出したベストマリアージュを発表!

 

【マリアージュ01】
五百年蔵プレミアム(白麹) ×  ベビーチーズ「わさび」、6Pチーズ「こくとうまみ」

01

==マリアージュのポイント==
やわらかでトロリと濃厚な焼酎の味わいに、まろやかさとピリリとしたわさびのほのかな刺激で引きしまった後味を楽しめる組み合わせ。焼酎をお湯割りにするとフルーティーな香りがふんわりと立ち、匂いのクセがない濃厚でコクのあるチーズとも好相性。

 

【マリアージュ02】
田苑 白(白麹) ×  マンチェゴ(羊乳)

マリアージュ

==マリアージュのポイント==
焼酎の上品かつ穏やかな麦の甘みと、羊乳のチーズのクリーミーなコクと甘みのハーモニーが楽しめる組み合わせ。氷入りの水割りで、焼酎が少し薄まったくらいで食べ合わせると両方の香りと特徴が引き立つ。

 

【マリアージュ03】
田苑ゴールド、田苑 麦(白麹)  ×  サンタンドレ(白カビタイプ)

03

==マリアージュのポイント==
オーク樽の中で3年以上熟成させた、芳醇な香りを愉しめる「田苑ゴールド」と、クラシック音楽を聴かせて独自のまろやかさを引き出した「田苑 麦(白麹)」は、ともに飲んだあとの心地よい余韻が特徴的。クセが少なくクリーミーな舌触りのサンタンドレと合わせると、焼酎の香りを損ねず、よりふくよかに余韻を楽しめる。

 

【マリアージュ04】
田苑 芋(白麹)  × キャステロ・ブルーチーズ(青かびタイプ)

04

==マリアージュのポイント==
芋の甘さとふっくらとした旨みに、ブルーチーズの強い風味と刺激的な味わいが意外なマリアージュを生む組み合わせ。個性の強い者同士の良い部分が引き出された、絶妙なバランスの余韻がクセになる。

 

【マリアージュ05】
辛蒸(からもし)  ×  ジェラールクリームウォッシュ(ウォッシュ系)、ベームスター ブラスカス(熟成させたゴーダチーズ)

05

==マリアージュのポイント==
香りが高く、吟醸酒のようにフルーティーな辛蒸は、ソフト・ハードどんなチーズとも相性よし! 特に相性が良かったのはこの2種のチーズ。

 

_MG_8885

 

焼酎に相性が良いのは“高脂肪のチーズ”!?

様々なチーズと焼酎の飲み食べ合わせを試してみた結果、“焼酎には高脂肪のチーズのほうが相性が良い”という傾向が分かりました。高脂肪のチーズとは、なめらかな舌触りと爽やかでクリーミーな味わいで、バターのような風味を楽しめるのが特徴だそう。アルコールとのマッチングが良く、特に日本人、ドイツ人、アメリカ人に好まれるとか。今回の試食のチーズの中では、サンタンドレが該当します。

なかでも、予想ではバッティングすると思われていた芋焼酎とブルーチーズ(キャステロ)の相性が抜群だったというのも意外な結果に。また、ベビーチーズ「わさび」も芋・麦問わず相性がよく、万能チーズとして評判でした。

_MG_8914

 

検証結果を分析!

検証の結果、“独特の個性を持っているチーズは全般的に焼酎に合う”という傾向も判明。わかりやすく例えるなら、「魚のはらわた」のような性質のちょっとした苦み。その苦みが焼酎と合わせることでやさしくなり、苦みがアクセントとなって絶妙なハーモニーを生む、というワケです。わさびや青カビの風味は、まさにそれ! なんですね。

日本酒やワインと違って、焼酎は麦や芋など原材料によって風味が異なるだけに、種類豊富なチーズとの相性も千差万別。さらに、お湯割りならこれ、水割りならこれ、と同じ焼酎でも飲み方でマリアージュが異なるのも、ほかのお酒にはない魅力です。

一筋縄ではいかない、チーズと焼酎の世界。自分好みのマリアージュを見つけるべく、お店やご自宅で試してみてはいかがでしょうか?

<まとめ>
・焼酎には高脂肪のチーズとの相性が良い
・青カビチーズなどの独特の個性がアクセントになって、焼酎と絶妙なハーモニーを生む
・同じ焼酎でもお湯割りや水割りで相性の良いチーズが変わる

■取材協力
雪印メグミルク株式会社
http://www.meg-snow.com/

チェスコ株式会社
http://www.chesco.co.jp/html/index.php